2017年5月7日日曜日

無限の住人

昨夜レイトショーで「無限の住人」を観て来ました。

Smapオタクですのでツイッターを見ていたらかなり評判がいいので行ってみました。
楽天の電子ブックで原作漫画も1・2巻読んで… 
グロいのは大の苦手ですので原作漫画を読んで行くのを躊躇したくらいで、始まるまでもドキドキでした。 でも漫画よりはかなりましで数カ所目を覆うくらいで済みました(・_・;

話が進むにつれて血みどろの戦いを見ているはずなのにふーっと意識が高いところに行った気がしてどばどば血が流れているのも気にならなくなって来ました。なんか厭世観というか、
この感覚はなんだろう…と思いながら見ていたのですがうまく考えにならないままエンディング。
 
木村さんの万次さん、とっても良かった、というより木村さん=万次さん⁉︎木村さん↔︎万次さん⁉︎ 重なっているわけではないのですが同じ魂が別次元で生きているような…そんな重なり方でした。万次さんの気迫に木村さんの気迫を感じました。この万次さんから比べれば最近テレビで見る木村さんは眠れる獅子です。彼には躍動する場所が絶対に必要だと思いました。

で、その観ている間に感じた厭世感、先ほどお世話になってる方のブログを見てすっごく腑に落ちたのです。
「この世はアトラクション」だとしたら(実際そうだと思います。)「無限の住人」である万次さんは降りることのできないジェットコースターに乗っているんですね、死ねないから。それでいて妹を自分のせいで狂わせてしまい死なせてしまった、というとてつもなく大きなトラウマを抱え、人から突きつけられた善悪を疑い、守りたいものを守る。すっごいものを背負いながらの壮絶な戦いで痛みは感じるけど死ねない。それを観客=私が観ていてなんか無意識に、生きる事について浮かび上がって来たのだと思いました。 うまく表現できませんがそうだという確信はあります。 そしてこの映画に起こるすべてのことが善とも悪とも感じずにただ「観ている」という行為が浮き出て来た感じでした。特に死に物狂いの殺陣が長く続きその無言のリズムに知らず知らずのうちに瞑想的状態になったのかもしれません。

とにかくこのことを書きたくて睡眠時間無視して書いてしまいました( ・∇・)


今日成田に向かって明日からはクロアチアです。楽しい旅になりますように。

そして満身創痍の木村拓哉さんがはやくSMAPに帰れますように🌟🌟🌟🌟🌟




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